サプリメントアドバイザーの説明。

簡単にサプリメントアドバイザーの事を説明しています。

サプリメントアドバイザーの目的

まず歴史的な事を簡単に触れておきますね。

平成14年2月に厚生労働省が「多種多様なサプリメントが販売されてる中で、消費者の方が自分の健康増進の目的に合ったサプリメントを安全にかつ適切に選ぶ為には、成分の機能や活用方法等の、情報を正しく提供できる助言者の育成が必要」との考えから、サプリメントアドバイザー育成に関するガイドラインを出したのです。
これを基に日本臨床栄養協会という所で サプリメントアドバイザー認定試験ができたのです。(厚生労働省の原文は長いので一部要約しています)

で、簡単にサプリメントアドバイザーの目的を書きますと、「しっかり勉強して消費者の方が、いいサプリメントを選べるように、まともな情報を提供しなさい」って感じでしょうか?

ただ、もともと私は上に書いているような、人様に助言をするなど恐れ多いことを考えて、試験を受けた訳ではなく、自分のサプリメントを選ぶのに役に立つと思って勉強を始めたのがきっかけでしたので多少荷が重かったりします。

サプリメントアドバイザーになる方法

あまり興味がない話題かもしれませんが、一応書いておきますね。 まず、試験に合格しないと、いけないのは当然なんですが、実は試験を受ける為には講座を受講するなどして単位を取る必要があるんです。

一定の単位が貯まるといよいよ試験に挑戦することができて、毎年12月頃に大阪・東京などの試験会場で試験が実施されます。

試験の内容は、下記の必須6科目と選択2科目が出題されます。ただし、お医者さん、薬剤師さん、栄養士さんなどの、協会指定の資格を持った人は選択2科目が免除されます。
この試験で一定の点数を取って合格すると、晴れてサプリメントアドバイザーに認定されます。

必須科目

  • 栄養学(特に臨床栄養学):生活習慣病、他の疾患と臨床栄養学
  • 公衆衛生学(食品衛生学、疫学)
  • 国内外の関連法規
  • 臨床薬理学(副作用を含む)
  • 食品成分の機能と科学的根拠
  • サプリメントの素材とその最新情報

選択科目(下の3科目の中から2科目を選択)

  • 基礎の生化学
  • 基礎の生理学
  • 臨床カウンセリング法

おっと、実はまだ続きがあるんです!
この資格の有効期間は5年で、更新時には単位がまたまた必要なんです。つまり資格を維持するには、毎年講義等を受講して新しい情報を入手し続ける必要があります。
これは、厚生労働省のガイドラインの中に「アドバイザリースタッフは、最新の情報を得るため、 追加の知識の習得に定期的 に努めることが必要である。」と書いてあるからなのですが、結構大変だったりします。

ここまで読まれて、サプリメントアドバイザーに興味をもたれた方は下のテキストを、お勧めしておきます。全ての必須科目の解説と過去問題がついていますので、これから試験を受けようと思われている方にはまさに必須の本だと思います。

サプリメントアドバイザー必携(日本サプリメントアドバイザー認定機構 )

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