カテキンの緑茶効能

ダイエット用の健康食品としてさまざまなカテキン商品が販売されています。
最近では、抗菌用のマスクや花粉症にも効果があると言われています。
お茶などでカテキンを上手に摂取し、効能を利用し健康に役立てましょう。

カテキンとは

簡単にいうと、ほうじ茶などの緑茶や、紅茶、ウーロン茶などの茶類に含まれる渋み成分がカテキンの正体です。

科学的には、フラボノイドの一種で、カテキンはアントシアニンなどと同類に分類されます。抗酸化力をもたらすフェノール部位を持っている事から、ポリフェノールにも分類されます。

古来から、健康食品として利用されており、 存在自体はは発見されてはいませんでしたが、カテキンを多く含む緑茶などが漢方薬として利用されてきました。 その効能は、中国皇帝が緑茶の健康的可能性を記録しているほどなのです。

カテキンの効能の解説

生活習慣病など、現代人がかかりやすい疾病に対して効能を発揮するカテキンの詳しい効能を紹介します。

肥満の予防やダイエット効果

特定保健用食品でも販売されていますが、カテキンには体脂肪を減らしたり、消化酵素を助け、摂取した脂質や糖質を、燃えやすい状態にする効果があります。 これらの効能で、肥満の予防やダイエットに効果があるとされています。

カテキンでインフルエンザの予防

インフルエンザウイルスが侵入するときに使う突起物に作用して、インフルエンザを予防してくれます。最近では、マスクにも利用されたり、静岡の小学校では、インフルエンザが猛威を振るう時期にはカテキンの効果を期待して、緑茶でうがいをしています。

老化を防止し、若さを保つ

カテキンは抗酸化作用により、活性酸素を消去し、体内の酸化を防止します。 人間の体が酸化するという事は、老化する事で、それを防止し、若さを保つ効果があります。

糖尿病の予防

カテキンは、消化管内の糖類分解酵素の働きを阻害して血糖値上昇を抑制させることで、糖尿病などにも効果を発揮します。

虫歯や口臭の防止

カテキンは、抗菌効果も持っており、虫歯菌や口臭の原因となる菌を殺菌します。 7日間歯磨きをしなくても、毎食後に緑茶で口内を洗浄していたら、口臭や歯肉炎が減少したと言う報告もあります。 最近では、茶カテキンを含む歯磨き粉やガム、緑茶エキスの入った消臭剤やマスク、洗剤など虫歯予防や抗菌効果をうたった商品が多数販売されています。

がんの予防

カテキンは、強力な抗酸化力をもたらすフェノール部位を持っており、その抗酸化力で、がんの発生を抑えるという報告があります。 特に、 食道がん、膀胱がん、膵がん、乳がん、子宮頸がん、胃がん、卵巣がんなどには、発生リスクや転移をカテキンが低減するとの報告があります。

カテキンの解説サイトの紹介。

【カテキン.com】緑茶の効果を解説。

緑茶の力の源であるカテキンのインフルエンザや生活習慣病への効能を解説しています。

カテキンとインフルエンザ

インフルエンザウィルスは、トゲトゲが付いており、それを使って体内に侵入してきます。カテキンには、そのトゲトゲを包み込み無効化する効果があります。

新型インフルエンザウィルスも同様の方法で侵入してきますのでカテキンは有効であると考えられてます。

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