ビタミンB12の貧血への効果

ビタミンB12は、葉酸と協力して、悪性貧血を改善する効能を持っています。
逆に、欠乏症などもありますので、
食べ物や食品からビタミンB12をバランスよく摂取するようにしましょう。

ビタミンB12とは

シアノコバラミンと言う呼び名もあるビタミンB12は、8種類あるB群の中のひとつで、特に葉酸と仲が良い栄養素です。

葉酸と一緒に赤血球の生成に関係しており、欠乏すると悪性貧血を引き起こしてしまいます。

また、葉酸と同様に幼児の発育にも欠かせない栄養素であるため、妊婦さんや赤ちゃんに母乳を与えている時期などは、葉酸と共に特に意識して摂取しておきたい栄養素です。

ビタミンB12の効果の解説

貧血を改善する以外にも、たくさんの効果があり、それらの一部を紹介しておきます。

悪性貧血を改善する。

鉄分不足で起こる貧血とは別に、葉酸とビタミンB12が欠乏する事で起こる貧血は悪性貧血と言われています。この貧血は、対処せずにいると、神経に支障をきたし歩行困難を引き起こすので注意が必要です。

肩こりや腰痛の改善。

ビタミンB12は、神経細胞の脂質膜の合成においても、非常に重要な働きを持っています。このため、肩こりや、腰痛と言った末梢神経の傷が原因の痛みなどにも有効だと言われています。

成長の促進

他のビタミンB群も協力しながら、核酸の生合成に深く関与しているビタミンB12は、細胞の健康を維持するためには、欠かせません。 細胞分裂などが激しい成長時期には欠かせない栄養素です。

動脈硬化の予防。

ホモシステインの血液中濃度が高まる事で、動脈硬化を引き起こすといわれています。 ビタミンB12や葉酸は、この動脈硬化の原因であるホモシステインの血中濃度を下げる働きがあるとされています。

リラックスさせてくれます。

神経細胞の中にある遺伝子の設計図であるDNAの主成分の核酸やタンパク質、脂質の合成や修復をビタミンB12が行うことで、リラックスさせてくれたり、、それにより、集中力をあげてくれたりする効果があります。

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ビタミンB12の効果解説。

葉酸と深いつながりがあるビタミンB12を詳しく解説しています。他のB群の紹介もしています。

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